歌のコンクール
2006年 02月 06日
立て続けに演奏会の話で恐縮ですが、今日は、
高校生の歌のコンクールの、ブダペスト予備選考会がありました。
これは、5月ごろにセゲドで開催される、全国学生コンクール歌部門、
の、地方審査です。
高校生までが、一つのカテゴリーにされ(大雑把だ・・・)
大学生が別カテゴリーで、今日は、高校生までの部門の予選会でした。
私はもともとは、歌のコレペティは、日常の分野ではないのですが、
好きなので、時々やります。
今回は、職場からの依頼ではなく、知り合いから、
『コレペティが急に盲腸になったので、コンクールの伴奏をやってほしい』
と、木曜に来た話でした。
3人引き受けないといけないとの事、曲を聞いたら、ま、大学生ほど大変じゃなさそうなので、
やることになりました。
もともと、コレペティが盲腸で手術してるのでは、緊急事態だし。
・・・しかし!!
普通、コンクール前、3日前となったら、自分が何を歌っているかくらいは
知っていると思うじゃないですか!?
・・・結構、知らない感じなのです。
各人、フランス歌曲を持っていて、もちろん複雑な和声があったりします。
そうすると、もう、てんでよくわからない音を歌いだす・・・
・・・初見なのは、私なんですが・・・
しかも、ヘンデルなどでは、今度数が数えられない・・・
合図をしても、早く入ったり遅く来たり・・・
・・・ということで、昨日はお休みも返上して、
エキストラの合わせに行って、何を聞かないといけないかetc.
を教えてみました。
今日は、その、一番声がいいのに、一番拍を数えられず、記憶力が悪く
一番ありえないくらい緊張し、前回本当にありえないことを歌った前歴のある男の子*が、
なんと、ほんの少し緊張して最高の状態でなかった、というくらいで、
ものすごくいい状態で歌ってました。
・・・良かった。
結果、彼だけ本選にすすめることになりました。
他の二人も頑張ったんだけど、もともとプロを目指してない子だし、仕方ないですね。
ちなみに、15人あまりが、病気で棄権していました。
・・・歌い手、体が楽器なんだから、管理の仕方も覚えていきましょう・・・
*前回のコンクールの課題曲で、最初の歌詞を間違えた瞬間、全ての歌詞を忘れ、
知っているドイツ語を並べ立てて、最後まで歌いきったという前歴。
先生は、忘れたら、ラララ、か、ブラブラと歌えといったけど、全部を適当に歌え、とは
言わなかった・・・、と嘆いてらっしゃった。
しかし、本人は、他のコンペティターに
『あなた、最後の歌詞間違ってたわよ、知ってた?』(←最後だけじゃないだろ・・・)
ときかれたことで、浮かれていた。みんな、気づかなかったのではないか、と。
・・・気づいてるねん(-_-;)
高校生の歌のコンクールの、ブダペスト予備選考会がありました。
これは、5月ごろにセゲドで開催される、全国学生コンクール歌部門、
の、地方審査です。
高校生までが、一つのカテゴリーにされ(大雑把だ・・・)
大学生が別カテゴリーで、今日は、高校生までの部門の予選会でした。
私はもともとは、歌のコレペティは、日常の分野ではないのですが、
好きなので、時々やります。
今回は、職場からの依頼ではなく、知り合いから、
『コレペティが急に盲腸になったので、コンクールの伴奏をやってほしい』
と、木曜に来た話でした。
3人引き受けないといけないとの事、曲を聞いたら、ま、大学生ほど大変じゃなさそうなので、
やることになりました。
もともと、コレペティが盲腸で手術してるのでは、緊急事態だし。
・・・しかし!!
普通、コンクール前、3日前となったら、自分が何を歌っているかくらいは
知っていると思うじゃないですか!?
・・・結構、知らない感じなのです。
各人、フランス歌曲を持っていて、もちろん複雑な和声があったりします。
そうすると、もう、てんでよくわからない音を歌いだす・・・
・・・初見なのは、私なんですが・・・
しかも、ヘンデルなどでは、今度数が数えられない・・・
合図をしても、早く入ったり遅く来たり・・・
・・・ということで、昨日はお休みも返上して、
エキストラの合わせに行って、何を聞かないといけないかetc.
を教えてみました。
今日は、その、一番声がいいのに、一番拍を数えられず、記憶力が悪く
一番ありえないくらい緊張し、前回本当にありえないことを歌った前歴のある男の子*が、
なんと、ほんの少し緊張して最高の状態でなかった、というくらいで、
ものすごくいい状態で歌ってました。
・・・良かった。
結果、彼だけ本選にすすめることになりました。
他の二人も頑張ったんだけど、もともとプロを目指してない子だし、仕方ないですね。
ちなみに、15人あまりが、病気で棄権していました。
・・・歌い手、体が楽器なんだから、管理の仕方も覚えていきましょう・・・
*前回のコンクールの課題曲で、最初の歌詞を間違えた瞬間、全ての歌詞を忘れ、
知っているドイツ語を並べ立てて、最後まで歌いきったという前歴。
先生は、忘れたら、ラララ、か、ブラブラと歌えといったけど、全部を適当に歌え、とは
言わなかった・・・、と嘆いてらっしゃった。
しかし、本人は、他のコンペティターに
『あなた、最後の歌詞間違ってたわよ、知ってた?』(←最後だけじゃないだろ・・・)
ときかれたことで、浮かれていた。みんな、気づかなかったのではないか、と。
・・・気づいてるねん(-_-;)
by parinka
| 2006-02-06 02:55
| 音楽